【柔道】高山莉加「内容よりも結果を重視」パリ五輪前最後の実戦・アジア選手権へ意気込み

[ 2024年4月16日 10:38 ]

高山莉加
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 柔道のアジア選手権(20~23日、香港)に出場する女子78キロ級パリ五輪代表の高山莉加(三井住友海上)が16日、大会を前にオンラインで取材に応じ、「内容よりも結果を重視したい。優勝経験、成功体験をもう一度したい」と意気込みを語った。

 3位に入った昨年12月のグランドスラム(GS)東京大会後、初の五輪代表に内定した高山は、24年初戦となった3月のGSタシケント大会では元世界女王のワーグナー(ドイツ)らを破って優勝。そのまま五輪本番へ直行する選択肢もある中、実戦感覚を養い、五輪でシード圏に入るためにも出場を決めたそうで、「アジア勢のレベルも高いが、しがみついてでも勝ちに行く」と話した。

 試合間隔は1カ月半とトップ選手にとっては短いが、この間も他の選手の技を参考に、習得に努めてきたという。「(いずれも男子で五輪代表の)永瀬選手や村尾選手の足車、選抜で(男子81キロ級の)老野選手が投げた小外刈りを練習してきた。ちょっとでも出せたら」と意欲。他の代表選手が刀を研ぐ期間に入る中、新たな武器を取り入れるという常識にとらわれない姿勢で、パリへの準備を整える。

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