【体操】現役復帰の杉原愛子「桜のように満開で」3大会連続のパリ五輪切符へ挑戦

[ 2024年4月10日 15:12 ]

全日本個人総合選手権の前日練習で取材に応じる杉原愛子
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 体操の全日本個人総合選手権の前日練習が10日、群馬・高崎アリーナで行われた。パリ五輪選考会も兼ねる舞台に向け、女子で昨年現役復帰した東京五輪代表の杉原愛子(24=TRyAS)は「試合がしたくてワクワクしている」と意気込んだ。

 東京五輪翌年の22年に一度は現役引退。昨年の全日本種目別選手権で復帰し、いきなり床運動で優勝を飾った。リポーターやコーチ、審判、エキシビションなどで競技普及や育成に貢献してきたが、昨年11月にパリ五輪を目指すことを決断した。

 クラウドファンディングで目標額を大きく上回る約500万円の資金を集め、今年2月には2週間ほど米国遠征を行い、世界トップの選手たちと練習。「刺激になった」と自信を深め「たくさんの方々に支えて頂き、ファンの方からもご支援、ご声援も頂いた。感謝の気持ちを持って心に込めて全力で演技したい」と決意を新たにした。

 パリ五輪切符をつかめば、日本女子では史上3人目の3大会連続出場となる。今大会、、5月のNHK杯と続く選考会へ向け「ある意味、挑戦者。自分が楽しむことで結果もついてくる。体操の魅力を4種目、桜のように満開でお披露目できるように頑張ります」と笑顔で語った。

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