熱海富士「頑張ったっすね」金沢学院大に進学した妹が国際女子相撲選抜堺大会で軽量級3位入賞

[ 2024年4月8日 07:14 ]

幕内の申し合い稽古に参加した熱海富士(中央)=撮影・前川 晋作
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 大相撲春巡業が7日、富山市総合体育館で行われた。

 東前頭2枚目で臨んだ春場所を8勝7敗で勝ち越した熱海富士(21=伊勢ケ浜部屋)は関脇・大栄翔(30=追手風部屋)や王鵬(24=大嶽部屋)らと激しい申し合い稽古を繰り広げた。土俵下では、部屋の横綱・照ノ富士(33)からアドバイスを受ける場面もあった。

 この日は、大阪・堺大浜公園で国際女子相撲選抜堺大会が開催された。熱海富士の妹・武井陽奈さんは、静岡・飛龍高を卒業して今年度から金沢学院大に進学。元幕内・炎鵬(29=伊勢ケ浜部屋)らを輩出した名門大に初の女子部員として入部した。今大会が大学デビュー戦。軽量級(65キロ未満)では得意技の肩透かしなどで勝ち進んで2年ぶりとなる3位入賞を果たし、大将として出場した団体戦でも3位入賞に貢献した。

 熱海富士は稽古後の空き時間を使い、動画配信を見て妹の試合をチェック。昨年の同大会では会場へ足を運んで応援していたが、今年は巡業先から結果を見届け「頑張ったっすね」と笑顔で健闘を称えた。

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