【スキージャンプ】小林陵侑「凄くいいシーズン」プロ転向1季目を終え総括会見

[ 2024年3月29日 18:29 ]

シーズンを終え、W杯総合2位のメダル(右)とジャンプ週間総合優勝のメダル(左)を手に撮影に応じる小林陵侑
Photo By スポニチ

 ノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑(チームROY)が29日、東京都内でシーズン総括会見に臨んだ。

 今季のW杯では2勝にとどまったものの、2位が10回で年間総合順位は2位。伝統のジャンプ週間では未勝利ながら3度目の制覇を果たし、「独立後初めてのシーズンだったが、結果は思っていた以上に良かったし、パフォーマンスも良かった。凄くいいシーズンになった」と振り返った。

 昨年4月に8年間所属した土屋ホームを退社し、プロに転向。かつて指導を受けていたヤンネ・バータイネン氏とコーチ契約を結び、中村直幹、高梨沙羅との3人でオフシーズンのトレーニングを行ってきた。「合宿の手配やコーチとの契約などは自分でやらないといけなかった」と独立したゆえの苦労はあったものの、「いろんな方が応援してくれたし、全然悪くない。やりがいを感じた」と手応えを口にした。

 日本ジャンプ界のエースとして、オフは普及活動も実施予定。来月下旬には早速、地元の岩手県八幡平市で体験イベントを開催するという。「ジャンプって凄く始めづらい競技だが、身近に感じてもらえればと思う」と裾野拡大への意欲も示した。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年3月29日のニュース