女子100Mバタ・17歳の平井 憧れ池江に続く2位!パリ五輪へ「ともに行けるように」

[ 2024年3月18日 04:44 ]

競泳 パリ五輪代表選考会 ( 2024年3月17日    東京アクアティクスセンター )

女子バタフライ100メートル準決勝、力泳する平井瑞希(撮影・小海途 良幹)
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 17歳の平井は57秒13で泳ぎ、池江に次ぐ全体2位で決勝に進んだ。2月にマークした自己ベスト(57秒08)に届かず「タッチを合わせることができず、ベストから遅れたのは残念」と反省もにじませたが、決勝に向けて「小さい頃から目標にしてきた池江さんが前にいるのは分かっている。ともに(パリ五輪に)行けるように自己ベストを更新して、パリのメダルにつながるように頑張りたい」と気持ちを高めた。

 ≪難波&小堀無念 五輪決められず≫女子400メートル自由形はともに2大会連続五輪出場を目指す難波と小堀は派遣標準記録に届かずこの種目の切符を逃した。序盤から2人で先頭を争い好ラップを刻んだが終盤で失速した。難波は昨夏の世界選手権で自己ベストから5秒以上遅れて予選で敗れるなど不振が続いていた。1着に入ったものの「自分のできる最大限のことはできた。倭加さん(小堀)と2人で引っ張り合ってきたので2人で(五輪出場を)決めたかった」と涙を流した。2着の小堀は「最後は体が動かなくなった。狙える種目が残っているので切り替えたい」と気丈に話した。

 ≪元鉄道マン深沢 自己新で決勝!!≫男子100メートル平泳ぎ準決勝で元鉄道マンの深沢は「いい泳ぎができた」と自己ベストを0秒21更新する全体1位の59秒41で決勝進出。派遣標準記録まで0秒15に迫り、初の五輪出場を視界に捉えた。慶大卒業後の昨年4月に「沿線開発がしたい」と東急に就職。研修期間中の7~9月に田園調布駅で駅員を務めた異色の経歴を持つ。昨秋から会社に直談判して競技に専念。本命種目は200メートル平泳ぎで「恩返しをしたい」と2種目でのパリ切符を目指す。

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