松山英樹 「抜群な感じではなかったけど…」67と伸ばして6位“第5のメジャー”

[ 2024年3月18日 08:09 ]

米男子ゴルフツアー プレーヤーズ選手権最終日  ( 2024年3月17日    フロリダ州TPCソーグラス=7275ヤード、パー72  )

松山英樹(AP)
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 9位から出た松山英樹(32=LEXUS)は5バーディー、ボギーなしの67と伸ばし、通算15アンダーの6位で終えた。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(27=米国)が6位から64をマークし、通算20アンダーで大会史上初となる連覇を達成。前週のアーノルド・パーマー招待に続く、ツアー通算8勝目を手にした。

 松山は67と伸ばして今季2度目のトップ10入り。“第5のメジャー”と呼ばれる米ツアーのフラッグシップトーナメントで連日、60台を並べる安定感が光った。中継局インタビューで「ショットもパットも抜群な感じではなかったけど、しっかり伸ばすことができて良かったなと思う」とサバサバと振り返った。

 7打差を追った最終日。2番パー5で第3打のアプローチを寄せ、3番パー3の第1打をピン左1・7メートルにつけて連続バーディー先行させ、ここから5バーディーを積み上げた。着実に順位を上げた一方で優勝争いには加わることができず、「試行錯誤しながら、自信を持って打っていけるものを探しながらやっていた。早い段階で来ればもうちょっとアグレッシブにプレーすることができたと思うけど、なかなかうまくはいかなかった」と冷静に語った。

 グリーン上に関しては、一定の評価を口にする。「動きが悪いっていうような感じはなくなってきているので、そこは良かったかなと思います」。パットの貢献度を示すスタッツは4日間で最も良く、13番では約5メートルのパーパットを沈める粘りも見せて、ボギーなしラウンドにつなげた。

 9勝目を挙げたジェネシス招待、前戦のアーノルド・パーマー招待での12位に続く好位置でのフィニッシュ。4月のメジャー今季初戦、マスターズに向けても期待がふくらむ。32歳は「ショットも良いところもあれば、ひどいところもありましたけど、これを続けていけば上位にいけるのかなっていうのは何となく見つかっているので。それをしっかりとモノにできるようにしたい」と力を込めた。

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