【全国高校相撲選抜大会】団体戦は鳥取城北が5年ぶりの優勝!決勝で昨年高校総体Vの埼玉栄を撃破

[ 2024年3月18日 08:11 ]

全国高校相撲選抜大会で団体優勝を果たした鳥取城北。(左から)ムンフビルグーン、三橋条ノ真、西村和真、加藤哀翔(提供写真)
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 全国高等学校選抜相撲大会(新人選手権大会)が17日、高知市の高知県立春野総合運動公園相撲場で最終日を迎え、体重別(80キロ未満級、100キロ未満級)個人戦と団体決勝トーナメントが行われた。

 団体戦は、鳥取城北が5年ぶり4度目の優勝を果たした。個人戦準優勝のムンフビルグーン(2年)、3位の加藤哀翔(2年)、昨年の全国高校総体準優勝の西村和真(1年)という豪華な布陣。昨年の全国高校総体決勝で敗れた埼玉栄と決勝で対戦し、先鋒・加藤、中堅・西村が2点先取して優勝を決めた。なお、昨年優勝の青森・五所川原農林は部員不足の中2人で出場したが、0勝0点で予選敗退となった。

 個人戦80キロ未満級は、昨年の全国高校総体同階級3位の田島徳文(岐阜農林2年)が初優勝。昨年覇者の眞榮里優翔(沖縄・中部農林2年)が2回戦で、昨年の世界ジュニア選手権軽量級3位の大倉義経(埼玉栄2年)が3回戦で敗れる波乱の展開を制した。

 100キロ級は、永露蓮(福岡・希望が丘)が初優勝。決勝では昨年の全国高校総体同階級3位の山城咲武斗(沖縄・中部農林)を破った。また、大相撲の雷親方(元小結・垣添)の長男・垣添玄空(埼玉栄1年)が埼玉県代表として出場。まだ相撲を始めてから1年経っていないが、長い手足を生かした突き押しやまわしを取っての出し投げなど才能を発揮して準々決勝まで勝ち上がった。


 ▽団体戦 準々決勝
埼玉栄 3―0 近大附属(大阪)
金沢市立工業(石川) 2―1 明徳義塾(高知)
樟南(鹿児島) 2―1 大野農業(北海道)
鳥取城北 3―0 金足農業(秋田)

 ▽準決勝
埼玉栄 3―0 金沢市立工業
鳥取城北 2―1 樟南

 ▽決勝
鳥取城北 2―1 埼玉栄
○加藤哀翔 突き落とし 斎藤忠剛 
○西村和真 すくい投げ 山田晴ノ介 
 ムンフビルグーン 上手投げ 鮫島輝○

 ▽体重別個人戦80キロ未満級 準決勝
田島徳文(岐阜農林) 寄り倒し 矢口寛騎(大分・東九州龍谷)
三瀬櫻(愛媛・野村) 上手投げ 関俊太朗(福岡魁誠)

 ▽決勝
田島徳文 寄り倒し 三瀬櫻

 ▽体重別個人戦100キロ未満級 準決勝
山城咲武斗(沖縄・中部農林) 引き落とし 吉田幸瑛(兵庫・報徳学園)
永露蓮(福岡・希望が丘) 寄り倒し 永松知恩(大分・宇佐産業科学)

 ▽決勝
永露蓮 突き出し 山城咲武斗

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