【ラグビー】元日本代表FW伊藤剛臣氏 被災地からやって来た小学生チームにエール

[ 2024年2月26日 13:07 ]

北陸ブロック代表「のみこまレッドウイングス」の選手たち。後列中央がラグビー元日本代表FW伊藤剛臣氏
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 SMBCカップ第20回全国小学生タグラグビー大会が24日と25日の両日、埼玉県の熊谷ラグビー場で開催された。

 タグラグビーとはラグビーからタックルなどのコンタクトを除いた競技で、腰に着用する2本のタグを取り合い、ボールを前へ運ぶスポーツ。全国のブロック大会を勝ち上がった24チームと推薦6チームの計30チームが参加した。

 全5試合中3勝を挙げるなど、奮闘が光ったのが北陸ブロック代表の「のみこまレッドウイングス」だ。石川県の小松市、能美市、金沢市の小学校に通う子どもたちで構成され、メンバー10人中4人が女子選手。能登半島地震で大きな被害を受けた地区だが、週5回の練習に強化合宿や県外遠征などで力を蓄え、6年ぶりの全国大会出場を果たした。

 ラグビーの神戸製鋼(現リーグワン神戸)や釜石シーウェイブスRFCで活躍した元日本代表FWの伊藤剛臣氏(52)が試合を観戦。「のみこまレッドウイングスの選手たちの懸命なプレーに心打たれました。仲間のためやチームのために全力で戦う姿がすばらしかった。この経験を今後の成長につなげてほしい」とエールを送った。

 なお、大会の様子は、3月23日午後1時から「BS朝日」で放送される予定。

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