【箱根駅伝】往路Vの青学大・原監督は神妙「箱根駅伝できること、本当に感謝」能登半島地震を念頭に

[ 2024年1月2日 13:44 ]

第100回東京箱根間往復大学駅伝 往路 ( 2024年1月2日    東京・大手町~神奈川・箱根町 5区間107・5キロ )

箱根駅伝往路芦ノ湖ゴール>往路優勝しガッツポーズを見せる原監督(撮影・会津 智海)
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 第100回のメモリアル大会で、青学大が2年ぶり6度目の往路優勝を果たした。5時間18分13秒は往路新記録だった。

 1区は荒巻朋熙(2年)が区間9位だったが、首位の駒大とは36秒差で粘った。2区からは圧巻だ。当日変更で投入した黒田朝日(2年)が1時間6分7秒の区間賞で駒大との差を縮めると、3区も当日変更の太田蒼生(3年)に託した。太田は駒大の“怪物”佐藤圭汰(2年)に臆せず挑み、59分47秒の日本人最速タイムでの区間賞で逆転。前回箱根4区から続いていた駒大の連続区間首位を23で止めた。

 4区の佐藤一世(4年)も序盤から快走。駒大との差を1分27秒差に開いて、山上りの5区に突入し、悠々と逃げ切った。

 ゴール後のインタビュー。原監督は「素直にうれしい。駒沢1強と言われた中で、負けてたまるか!大作戦、ほんとに学生頑張ってくれた」と話した後、「能登震災で開催できるかどうかわからない中、多くの被災にあわれた方がいる中で、箱根駅伝できること、本当に感謝申し上げたい」と神妙な表情を浮かべた。

 3日の復路に向け、「伝統的に青山学院は復路強いですから。明日走る学生たちも堂々と、自信を持って、輝いて走ってほしい」と好走を願っていた。

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