【甲子園ボウル】関学大DLトゥロター・ショーン礼 集大成の一戦で「サプライズTD」

[ 2023年12月17日 18:52 ]

第78回毎日甲子園ボウル   関学大61ー21法大 ( 2023年12月17日    阪神甲子園球場 )

<法大・関学大>第2Q、インターセプトリターンTDを奪った関学大DLトゥロター・ショーン礼(撮影・岸 良祐)
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 関学大DLトゥロター・ショーン礼(4年)が驚きのTDを決めた。第2Q5分13秒、相手パスをインターセプトすると、そのまま1メートル88の巨体を弾ませ、49ヤード先のエンドゾーンへ。最後は転げ込むように、TDを奪った。

 「まさか、ですよね。TD? 大学では初めて。最後はうまく走り抜けられました」

 集大成の一戦に懸ける思いは、だれよりも強かった。昨年終盤に超人的な活躍を見せて、ミルズ杯(年間最優秀選手)を獲得。大学生活のラストイヤーで「エース」としての働きを期待されながら、春のシーズン以来、その名前は関学大のスターターから消えた。1年夏から3年春にかけても全体練習に加われなかったトゥロターにとって、2度目の長期戦線離脱。全力で動けない自分に歯がゆさを感じる一方で、代わりに出場する後輩へのアドバイスを惜しまなかった。

 復帰時期をシーズン最終盤に定め、迎えた秋本番。ラスト2戦目にあたる立命大戦(11月11日)の第2Qに初登場した背番号93は、「20から30%のパフォーマンス」で明らかにゲームの雰囲気を変えた。長いリーチを生かした攻撃的なディフェンスで圧倒的な存在感を披露。敗れた関大戦でも、トゥロターは上向きな状態を見せていた。

 関学高等部時代から、だれもが才能を認めた逸材。「(入学前に)思い描いていたのと、(大学アメフト生活は)全然違っていた」と、あまりに短かった「実働」を振り返りながら、続く言葉に“らしさ”がうかがえる。「それを言い訳にするのでなく、甲子園でチャンスをもらったので、アメフトをやってきて良かったと思えるプレーを見せたい」。聖地で完全燃焼し、トゥロターはXリーグで再びフットボール人生を謳歌する。

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