【リーグワン】東京SGがアルゼンチン代表のSOサンチェス新加入を発表 15年W杯得点王のキックの名手

[ 2023年12月15日 15:36 ]

アルゼンチン代表のSOニコラス・サンチェス
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 ラグビーリーグワン1部の東京SGは15日、アルゼンチン代表通算104キャップで、11年からW杯に4大会連続出場したSOニコラス・サンチェス(35)の新加入を発表した。

 サンチェスは身長1メートル77、体重83キロと体格は並ながら、ロス・プーマスの愛称で知られる同国代表で長年活躍。15年W杯では正確なキックで得点王にも輝き、4強入りをけん引。今秋のW杯でも主に控えながら6試合に出場し、2トライを含む39得点を挙げて2大会ぶりの4強入りに貢献した。

 プロのキャリアとしてはフランス1部のトゥーロンやパリ、スーパーラグビーのジャガーズなどで活躍してきたサンチェスが、日本のリーグでプレーするのは初。チームを通じて「栄光ある歴史と卓越性を持つクラブである東京サンゴリアスで新たな経験をスタートできることにとても興奮しています。素晴らしいチームと選手の存在を考えると、リーグワンでプレーすることは大きな挑戦になると思います。私はサンゴリアスで、自分の経験とエネルギーをチームに注ぎ貢献したいと思っています」などとコメントした。

 東京SGは7月にウェールズ代表のSOガレス・アンスコムの獲得を発表していたが、W杯中の故障からの回復が遅れ、復帰できてもシーズン終盤になる見通し。そのため登録を抹消し、サンチェスを各チーム最大3人まで登録できる他国代表歴のある選手枠「カテゴリーC」に登録することを決めた。

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