ジュニアGP連覇の島田麻央「自分で決めたことはやり切りたい」大技2本成功を自信に全日本へ

＜グランプリファイナル最終日＞連覇から一夜明けた島田麻央はポーズを決める（撮影・小海途　良幹）
Photo By スポニチ

　フィギュアスケートのジュニアGPファイナルで2連覇を達成した女子の島田麻央（木下アカデミー）が一夜明けた9日、中国・北京で取材に応じた。フリーでトリプルアクセルと4回転トーループの大技2本を初めてそろえ「連覇はうれしいんですけど、両方成功したうれしさの方が強かった」と語った。

　前夜は「何回も成功したもの（映像）を見て、次も決められるように、と思って見てました」と振り返る。今大会はフリーで大技回避はせずに、SP2位から逆転優勝。「2本失敗するより2本挑戦できなかったことの方が悔しいと思う。2本抜くことは頭になかった。自分で決めたことはやり切りたい」と語った。「次、ショートで失敗してしまっても2本決めることができるっていう自信になりました」と収穫も口にした。

　次戦は20日から始まる全日本選手権（長野）。「昨日は2本成功できたけど、他のジャンプでミスが出てしまった。次はノーミスの演技を目標にしたいです」と決意を新たにし「去年（3位）より良い順位を取りたいのはある。それより自分の演技でSPでトリプルアクセルだったりを目標にしている。順位より納得できるものをしたい」と明かした。