【GPファイナル】宇野昌磨、連覇ならずも2位「力出し切った」 マリニン初制覇 鍵山優真が3位

[ 2023年12月9日 22:23 ]

フィギュアスケート・GPファイナル ( 2023年12月9日    中国・北京 )

<グランプリファイナル最終日>男子フリー、演技をする宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(25=トヨタ自動車)は2位で、逆転連覇はならなかった。

 序盤のジャンプは確実に着氷。中盤のコンビネーションジャンプでミスが出たが、後半に巻き返す意地のスケーティングを見せた。フリーで自己ベストとなる191・32点を挙げ、合計297・34点で2位となった。

 宇野は「なんとかやったなと。比較的ジャンプ以外の部分が、うまく身体動かしきれなかった部分はあるんですけれど…しっかり自分の力は出し切った」と振り返った。

 前半で跳べなかったジャンプを後半でフォローし、「フォローに関してはコーチもすごく喜んでいて。その姿勢が一番嬉しいと言ってくれた。正直、点数とか細かい所狙うのも大事だけれど、まずは自分の一番身近な人たちに満足してもらえるかというのを大切にしたいと今年は思っているので、すごくそこは嬉しかった」と語った。

 SPで史上初めてクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を決めて今季世界最高の106・90点で首位に立っていたイリア・マリニン(19=米国)が、フリーでも207・76点をマーク。合計314・66点とし、初制覇を果たした。

 SP3位の鍵山優真(20=オリエンタルバイオ・中京大)は自己シーズンベストとなる184・93点をマークし、合計288・65点で表彰台となった。

 SP4位の三浦佳生(18=オリエンタルバイオ・目黒日大高)は166・67点で合計261・53点だった。

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