NEC連覇へ快勝発進 20得点の古賀紗理那「パフォーマンス高くプレーできた」バレーボール全日本選手権

[ 2023年12月9日 13:23 ]

バレーボール 全日本選手権第2日 ( 2023年12月9日    東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ )

<NEC・熊本>スパイクを放つNEC古賀(撮影・福永 稔彦)
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 男女の2回戦が行われ、女子の前回大会覇者NECレッドロケッツ(V1)はフォレストリーヴズ熊本(V2)に3―0(25―17、25―14、25―17)で快勝した。

 NECの日本代表・古賀紗理那(27)は20得点を挙げて初戦突破に貢献した。

 危なげない勝利を収め、古賀は「朝早い試合だったので、コンディションをつくることがチームのテーマだった。私だけでなく、他のメンバーも食事や睡眠を大切にするよう意識していた。朝早かったけど、しっかりパフォーマンス高くプレーできた」とほっとした表情だった。

 試合開始は午前10時。朝から体が動くように前日は午後9時に就寝。この日は午前5時に起床。コンディションを整えて臨んだ。

 序盤から躍動した。第1セットは2―3から豪快なバックアタックを決めて初得点。9―7から3連続スパイクを決めて、粘る熊本を突き放した。セットポイントでもスパイクを叩き込みこのセット8得点。第2セットもブロックを含む3得点。第3セットはバックアタック、ブロック、プッシュなど多彩な攻撃で9得点。合計20得点を叩き出した。

 NECは昨年の大会で初優勝。連覇を目指す今年は選手間のコミニュケーションを重視している。初戦からコートで声を出し続けた古賀は「声を掛け合うというか、私はこうするという意思表示をしていかないと意思疎通が取れない。つながりの部分を大切にしていきたい」と力説した。

 3回戦はV1勢との対戦となる。古賀は「去年とは、私たちのチームも相手チームもメンバーが変わっている。去年とは違うコンビだったり、精度の高さを大会を出せたらいい」と視線を上げた。

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