ラグビー日本代表HCにエディー氏復帰が決定的 “腹心”ウェブ氏も来日

[ 2023年12月9日 04:35 ]

エディー・ジョーンズ氏
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 ラグビー日本代表の次期ヘッドコーチ(HC)に、12~15年に同職を務めたエディー・ジョーンズ氏(63)の復帰が決定的となったことが8日、関係者への取材で分かった。日本協会の選考委員会が同日までに一本化。13日の理事会で承認されれば、8年ぶりの就任が正式決定する。

 次期HC選考を巡っては、ジョーンズ氏と関係の深い日本協会の土田雅人会長が復帰を主導し、今春にオーストラリア監督を務めていた同氏に水面下でオファー。7月には公募も行い、リーグワン1部東京ベイのフラン・ルディケHCらが立候補した。最終候補となった2人とは7日に東京都内で最終面接を実施。当初の方針通り、ジョーンズ氏を選定した。

 8日夜にはジョーンズ氏の腹心で、前オーストラリア代表GMのクリス・ウェブ氏が来日。理事会翌日の14日にも行われる就任会見に合わせたもので、強化担当職に就任する見通しだ。羽田空港に到着直後、スポニチ本紙の取材に応じたウェブ氏も「今はまだ何も決まっていない。タブンネ」と応じ、含みを持たせた。

 世界的な名将として知られるジョーンズ氏は、代表HCとして4度のW杯を経験。母国オーストラリアを率いた03年、イングランドを率いた19年大会で準優勝、日本を率いた15年大会では歴史的3勝へと導いた。今秋のW杯では再度母国を率いたが、史上初の1次リーグ敗退を喫し、11月25日付で退任していた。

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