宇野昌磨、ハイレベルの争い「楽しい」準優勝も闘志に火

フィギュアスケート・GPファイナル最終日 （ 2023年12月9日    中国・北京 ）

宇野昌磨
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　男子は、前回覇者でSP2位の宇野昌磨（25＝トヨタ自動車）がフリー191・32点、合計297・34点で準優勝だった。イリア・マリニン（米国）がSP、フリーともにトップで、世界歴代3位の314・66点で初の頂点に立った。

　宇野は会見で「ショート、フリーとも今できるベストを出した。大会を終えて、うれしい気持ち」と感想を語った。シリーズ2戦、ファイナルと全て2位だが、しびれる戦いを歓迎してる。「シーズン入る前、ここまでハイレベルな戦いになると思っていなかったので楽しい。こうやって競い合いながら、でも仲良く仲間として切磋琢磨（せっさたくま）する環境は楽しい」と話した。

　「そうやってネーサン（チェン）とかゆづくん（羽生結弦さん）とやっていた。僕は置いて行かれてましたけど、今回は置いて行かれないように頑張っています」と語り、闘志に火が付いた様子。

　「残りのスケート人生をどういう気持ちで何をしたいか、（今季ここまで）3回の大会で明確に分かったわけではないけど、こうしたいというのは分かった」とも話した。