【柔道GS東京大会】男子100キロ級の18歳新星“日本4番手”新井道大が快進撃の銀メダル

[ 2023年12月3日 20:13 ]

<柔道グランドスラム東京大会最終日>男子100キロ級決勝、一本負けした新井道大(撮影・小海途 良幹)
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 柔道のグランドスラム東京大会第2日は3日、東京体育館で男女計8階級が行われ、男子100キロ級決勝で世界ジュニア王者の新井道大(18=どうた、東海大)が銀メダルを獲得した。

 階級1番手の飯田健太郎(25=旭化成)、21年東京五輪金メダルのウルフ・アロン(27=パーク24)、講道館杯を制した植岡虎太朗(23=日本製鉄)が次々と敗退。その中で18歳の新井が快進撃を見せた。

 3回戦まですべて一本勝ち。準々決勝は技ありで勝利し、準決勝は再び内股で一本勝ち。大きな声援にガッツポーズで応えた。

 日本の“4番手”として今大会に挑んだ大学1年生は、決勝の舞台ではコツォイエフ(アゼルバイジャン)の前に無念の一本負け。しかし、日本の重量級の未来を背負っていく18歳は、大きな爪痕を残した。

 ◇新井 道大(あらい・どうた)2005年(平17)1月29日生まれ、埼玉県出身の18歳。7歳で柔道を始め、埼玉栄高2、3年でインターハイを連覇。今年4月に東海大へ進み、9月の全日本ジュニア選手権を連覇。世界ジュニア選手権では5試合オール一本勝ちで優勝した。1メートル87。左組み。得意技は大外刈り、内股。

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