【防府読売マラソン】凄いぞ川内優輝 5年ぶり5度目V!MGCから49日「一生懸命、頑張りました!」

[ 2023年12月3日 12:49 ]

防府読売マラソン ( 2023年12月3日    キリンレモンスタジアムソルトアリーナ防府前県道─キリンレモンスタジアム陸上競技場の42・195キロ )

川内優輝(23年2月撮影)
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 プロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が、13年連続13回目の防府で、2時間8分32秒(速報値)をマークして5年ぶり5度目の優勝を飾った。

 「沿道の応援のおかげ。(スパートは)行くしかないと。川内頑張れと応援してくれたので、一生懸命頑張りました!(怪我で不本意な成績だった)去年、悔しくて悔しくてつらかったので、でも、防府の人が応援してくれて励ましてくれて、MGCの結果につながった。今日、優勝ができて本当にうれしい」

 10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で号砲から魂の大逃走を見せて4位。MGCから49日後の今大会は自身132回目のフルマラソン。この日は飛び出さず、ペースメーカーがつくるペースに乗ってレースを展開した。

 30キロでペースメーカーが外れると、42歳のセルオド・バトオチル(モンゴル)と36歳・川内が集団からやや抜け出した。足羽純実(ホンダ)、竹内竜真(NDソフト)も含めた4人の争いから、まずはバトオチルが脱落。川内は残り4キロ付近から断続的に仕掛け、40キロを過ぎて何とか後続を振り切ると、トップでフィニッシュした。

 レース前の会見で、川内は「MGCで4番をとって『川内、結構やるじゃないか』となっているところ。ここで優勝することで『川内、まだまだ強いぞ』と見せられる。防府の歴史を先に進めたい。防府の川内は強いという走りを見せたい」と闘志を口に。有言実行の爆走を披露した。

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