【防府読売マラソン】川内優輝　1歳・愛息の前で激走V！「20年後には君が優勝するんだよ」

防府読売マラソン （ 2023年12月3日    キリンレモンスタジアムソルトアリーナ防府前県道─キリンレモンスタジアム陸上競技場の42・195キロ ）

川内優輝（23年2月撮影）
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　プロランナーの川内優輝（あいおいニッセイ同和損保）が、13年連続13回目の防府で、2時間8分32秒（速報値）をマークして5年ぶり5度目の優勝を飾った。

　歓喜のフィニッシュ後、川内の前に現れたのは妻の侑子さんと、11月30日に1歳になった愛息だった。「20年後には君が優勝するんだよ、と息子に声をかけたい」と殊勲の汗をぬぐったパパは、妻にも「今後もサポートお願いします！」と語りかけていた。

　川内は10月のマラソングランドチャンピオンシップ（MGC）で号砲から魂の大逃走を見せて4位。MGCから49日後の今大会は自身132回目のフルマラソンで、終盤に何度もスパートをかけて後続を振り切った。

　「防府はとっても素晴らしい大会！今後とも防府読売マラソンと私をよろしくお願いします！」と笑顔でアピール。「来年も今年のようないいメンバーと競り合ってもう一度、挑戦したい」と早くも24年大会を見据えていた。