京産大、劇的な1点差勝利で初のV3 後半ロスタイムに天理大を逆転 関西大学ラグビー

[ 2023年12月2日 15:59 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第7節 ( 2023年12月2日    花園 )

<天理大・京産大>前半、タックルを浴びながらも突進する京産大・高井(撮影・北條 貴史)
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 京産大は23―22で天理大との全勝対決を制し、3年連続7度目の優勝を飾った。

 前半18分、天理大はFB上ノ坊駿介(2年=石見智翠館)が約40メートルを走りきって先制トライ。対する京産大はPGで3点を加えるも、前半終了間際に天理大がトライを奪い、12―3の天理大リードで前半を折り返す。

 後半は一転して京産大が流れをつかみ、3分にNo・8シオネ・ポルテレ(2年=目黒学院)がトライ。さらに9分にはポルテレが相手をなぎ倒しながら突進する。最後はFB辻野隼大(3年=京都成章)のキックパスをWTB西浩斗(3年=熊本西)がインゴールでボールを押さえ込む。審判団の協議の末、これがトライと認められたが、VTRが流れた会場内ではどよめきがわき起こった。

 だが、26分に天理大はCTBマナセ・ハビリ(4年=高知中央)のトライで逆転に成功。その後はPGを決め合う中、再び試合が動いたのは天理大6点リードで迎えた後半ロスタイム。京産大はボールを動かしながら攻め続け、最後は途中出場のプロップ川口新太(3年=東海大大阪仰星)がトライを決める。辻野がコンバージョンキックを決めて再逆転し、これで3連覇が決まった。

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