【柔道GS東京大会】女子78キロ超級は20歳の新井万央がシニア国際大会デビュー戦V「次につなげたい」

[ 2023年12月2日 21:09 ]

柔道グランドスラム東京大会第1日 ( 2023年12月2日    東京体育館 )

<柔道グランドスラム東京大会第1日>女子78キロ超級、優勝した新井万央(左から2人目)(撮影・小海途 良幹)
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 女子78キロ超級は、世界ジュニア選手権を2連覇した新井万央(日体大)が5試合オール一本勝ちで優勝した。

 新井はシニアの国際大会デビュー戦で、見事に戴冠。「ちゃんと成績を残して、シニアでもちゃんと戦えるんだというところを見せたかった。優勝という結果は満足。しっかり次につなげていきたい」と話した。

 同級はパリ五輪代表に内定している東京五輪女王の素根輝(パーク24)が出場を回避。その結果、日本勢が4人出場して覇権を争ったが、ジュニア枠で出場した新井が下克上を果たした。決勝では自身よりも50キロ以上は思いフランス選手を終始攻め立て、最後は抑え込んで一本。女子日本代表の増地克之監督も「チャンスをしっかりものにしたことは、非常に評価できる」と称えた。

 20歳のホープは28年ロサンゼルス五輪を目指すことになるが、五輪女王の素根もまだ23歳と若く、世代交代は実力で果たすしかない立場。「もっとパワーを付けたいし、(技の)バリエーションも増やしたい。寝技に頼り過ぎているので、立ち技もできる選手になりたい」とさらなる飛躍を誓った。

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