【柔道GS東京大会】73キロ級・橋本壮市は悔しい準優勝「勝ちきらないといけない」パリ五輪へ奮起誓う

[ 2023年12月2日 18:52 ]

柔道グランドスラム東京大会第1日 ( 2023年12月2日    東京体育館 )

<柔道グランドスラム東京大会第1日>男子73キロ級、決勝で敗れた橋本壮市(右)(撮影・小海途 良幹)
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 男子73キロ級決勝で、17年世界王者で来年のパリ五輪代表に内定している橋本壮市(パーク24)は、世界ランキング1位のヘイダロフ(アゼルバイジャン)に敗れて準優勝だった。

 橋本は2回戦から登場。4試合を順当に勝ち抜いたものの、決勝では試合巧者の相手と指導を取り合う展開となり、ゴールデンスコアの延長戦に突入。同21分、腕ごと抱えられるような形で隅返しで技ありを奪われ、惜しくも優勝を逃した。

 戦いを終えた橋本は「素直に悔しいの一言。腕を抱えられて押し込まれた」と話した。無理矢理防御すればケガのリスクが高い状況でもあっただけに、「ケガは避けたかった」とも話した。1日を通じても思うように投げられる場面は少なく、パリ五輪に向けて海外勢から研究されていることも実感。「それでも勝ちきらないといけない。この負けを無駄にしないようにしたい」と話した。

 東京五輪の代表入りを逃した橋本だが、22年世界選手権は2位、今年は3位と着実に実績を積み、8月のマスターズ大会を制したことが決め手となり、同月内の全日本柔道連盟の強化委員会でパリ五輪代表に内定。悲願の大舞台に向けて「金メダルを獲れるように準備していきたい」と話した。

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