【ラグビーW杯】開催国フランスが敗退 王者南アに1点差で屈す 阻止されたゴールキック1本に泣く

[ 2023年10月16日 06:53 ]

ラグビーW杯フランス大会準々決勝   フランス28―29南アフリカ ( 2023年10月15日    サンドニ )

1点差で敗れたフランス代表(AP)
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 開催国フランスは前回王者・南アフリカにわずか1点差で敗れ、準々決勝での敗退が決まった。悲願の優勝を目指し、開幕戦ではニュージーランドを破るなど無敗で進撃してきたが、16年ぶりの自国開催は8強止まりだった。 試合結果

 フランスは1次リーグのナミビア戦で顔面骨折したSHデュポン主将が手術を経て約3週間ぶりに復帰。3トライずつを奪い合い、数的有利で迎えた後半開始から突き放したいところだったが、この時間帯にスコアできず。同14分にはFBラモスのPGでリードを4点差に広げたものの、その後逆転を許して、わずか1点差で敗戦。結果的に前半22分の2トライ目の後、ラモスのコンバージョンを相手WTBコルビのチャージに阻まれた分が響いた。

 フランスは2度目のW杯開催が決まった17年以降、今大会をターゲットにして計画的に選手を強化。その象徴がデュポンや大会前の膝のケガでメンバー入りできなかったSOヌタマックだったが、過去3度進んだ決勝にも届かず、あっけない幕切れとなった。

 大会は準々決勝全4試合が終了し、4強が出そろった。アルゼンチン以外は優勝経験国で、南半球から3カ国という結果になった。

 ▽準決勝対戦カード(※時間はいずれも日本時間)
 ・アルゼンチン―ニュージーランド(20日28時、サンドニ)
 ・イングランド―南アフリカ(21日28時、サンドニ)

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