MGC4位の川内優輝「今までは下に見られていた部分が…」ゴール後の大迫傑と“魂の交流”明かす

15日のMGC男子で4位と激走した川内（代表撮影）
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　15日に行われた24年パリ五輪マラソン代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」（MGC）の男子で4位と激走した川内優輝（AD損保）が、レースから一夜明けた16日、TBS「ひるおび！」に出演した。

　冷たい雨が降る中での大一番。号砲と同時に飛び出し、独走態勢に持ち込んだ。「独走のレースを何度も経験していますから。追いついてこなければ、逃げるよと思っていました」。130回目となったフルマラソンにキャリアの全てを注ぎ込んだ。

　3位に入った元日本記録保持者・大迫傑（ナイキ）とのゴール後の会話も明かした。「『お疲れさまです』みたいな会話だったけど、初めて大迫選手から話しかけられました」とし、「彼の中では“川内もようやくライバルになったな”という感じを受けましたね。今までは下に見られていた部分がありますので…」と笑った。

　今後はファイナルチャレンジでのパリ切符の可能性を残すが、設定タイム2時間5分50秒の突破は、現実的に厳しい。「（パリ五輪の）補欠の可能性はあるので、その準備はしないといけない」と話していた。