【MGC】瀬古利彦氏 さらなる進化要求 世界で戦えるタイム欲しい

[ 2023年10月16日 04:30 ]

マラソングランドチャンピオンシップ ( 2023年10月15日    東京・国立競技場発着の42・195キロ )

瀬古利彦氏
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 日本陸連の瀬古利彦・ロードランニングコミッションリーダーが、パリ五輪内定者へさらなる進化を要求した。

 総括会見で「特に男子は白熱した」と振り返りつつも「赤崎君は(自己ベスト2時間)9分台では世界で戦えない。良い記録を出してもらうことに挑戦してほしい。小山君も同じ」と注文。女子の鈴木についても「(自己ベスト)24分台では世界と戦うには厳しい。どこかで五輪までにタイムが欲しい」とあえて厳しく語った。

 国外に目を移せば、衝撃の世界新が生まれている。男子のキプタム(ケニア)は2時間0分35秒まで更新し、女子のアセファ(エチオピア)は2時間11分53秒の衝撃タイム。パリ五輪まで残り10カ月。一山以外の3人は、マラソン経験も5回以下と浅いことから、それぞれの「伸びしろ」を記録に落とし込む作業を求めた。

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