友野一希&島田高志郎もV貢献「みんなの演技に支えられた」「何とか耐えることができた」

[ 2023年10月7日 16:43 ]

フィギュアスケート・ジャパン・オープン ( 2023年10月7日    埼玉・さいたまスーパーアリーナ )

<ジャパンオープン2023>演技する友野一希(撮影・長久保 豊)
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 日本、北米、欧州による3地域対抗戦としてフリーの合計点(非公認)で争われ、日本チームは614・79点で2年連続11回目の優勝を飾った。2位は北米で577・87点、3位は欧州で543・31点だった。

 男子では友野一希(上野芝ク)が2位の177・72点、島田高志郎(木下グループ)が3位の164・26点で優勝に貢献。女子2選手の会心の演技に刺激を受け、友野は「みんなの演技に支えられた」と語り、島田も「ミスがあった中でも何とか耐えることができた」と振り返った。

 友野は序盤の4回転―2回転の連続トーループで出来栄え評価(GOE)で2・53点を引き出すなど奮闘し、「Halston」を演じ切った。「落ち着いてまとまった良い演技ができた」と振り返りつつも、理想はまだまだ上にある。「シーズン通して心の底から満足する演技すること。世界でなかなかメダルに手が届かない。どの大会でもメダルだけじゃだめ。優勝できるくらいの練習を積むことが目標」と決意を新たにした。

 「死の舞踏」を舞い、4回転サルコーなどを着氷した島田も「GPシリーズ、全日本の表彰台を目指している。今季のフリープログラムは自分への挑戦。今日の演技だと、感動で心が震えるところまで及んでない。自分にしか出せない特別な世界観を大事に滑り込みたい。心震えるような演技がしたい」と力強く語った。

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