坂本花織が日本チームけん引「1週間前から燃えていた」“今季世界最高”149・59点

[ 2023年10月7日 16:53 ]

フィギュアスケート・ジャパン・オープン ( 2023年10月7日    埼玉・さいたまスーパーアリーナ )

<ジャパンオープン2023>演技する坂本花織(撮影・長久保 豊)
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 日本、北米、欧州による3地域対抗戦としてフリーの合計点(非公認)で争われ、日本チームは614・79点で2年連続11回目の優勝を飾った。2位は北米で577・87点、3位は欧州で543・31点だった。

 女子で世界選手権2連覇中の坂本花織(シスメックス)は、全ジャンプを決めて国際スケート連盟非公認ながら今季世界最高となる149・59点をマーク。日本チームをけん引した。1日限りの再タッグとなった宮原知子さんの努力に刺激も受け「今日の演技は埼玉入りする前、日頃の練習で1週間前から燃えてきていた」と振り返る。「会場入りしてタイミングがかみ合わなかった部分があったけど、本番は合わせられてホッとしている」と語った。

 今季の目標は「全日本選手権、世界選手権3連覇すること」と宣言している。「ジャパンオープンは自分なりにうまくできた。その流れでGP2戦とファイナルも、ベストコンディションでベストな演技できたら」と前向きに語り、「今日のフリーは今できる精一杯を出し切れた。今日の演技は満足。スピンなど細かい部分をブラッシュアップして、150点を超えたい」と気合を入れ直した。

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