【ラグビーW杯】ミッチェルDFコーチ カードを避ける合言葉は「ディップ」

[ 2023年9月5日 21:30 ]

<日本代表練習>ジムセッションでトレーニングする松島
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 8日に開幕するラグビーW杯フランス大会に出場する日本代表は5日、ベースキャンプ地のトゥールーズで報道陣に練習を公開。公開された約15分間は、屋内施設でウエイトトレーニングを行い、初戦となる10日のチリ戦(トゥールーズ)に向けて汗を流した。

 練習後にはディフェンス担当のジョン・ミッチェル・アシスタントコーチが取材対応。1勝5敗と負けが込んだ7、8月の計6試合で、1試合平均32・7失点、4・3失トライを喫しているディフェンスについて、「ラインスピード、コリジョン(衝突)、幅が重要な要素。継続して練習したい」と話した。

 国内で行われたサモア戦ではリーチ・マイケル(BL東京)が、フィジー戦ではピーター・ラブスカフニ(東京ベイ)が危険なタックルでレッドカードを受けており、肩より高い位置へのタックル防止は喫緊の課題となっている。

 この点についてもミッチェル氏は「高いタックルをしないように3週間練習してきた。ディップと言うが、下にかがんで、ボールの下に入ることが重要。リードフットを相手に近づけるための修正も図った」と言及。W杯本番でも危険なタックルは厳しく取り締まられるとみられるだけに、技術と意識の修正を図ってきたことを明かした。

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