北勝富士 名古屋場所中に右ふくらはぎ肉離れしていた…それでも優勝決定戦進出の大活躍 舞台裏を激白

[ 2023年9月5日 04:30 ]

時津風部屋で正代(右)と申し合い稽古を行う北勝富士
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 大相撲の幕内・北勝富士(31=八角部屋)が4日、東京都墨田区の時津風部屋へ出向いて幕内・正代(31)、十両・時疾風(27)、同じく出稽古に訪れた幕内・豪ノ山(25=武隈部屋)の3人と計9番の申し合い稽古を行った。

 北勝富士は、名古屋場所で初優勝こそ逃したものの12勝を挙げて優勝決定戦に進出する大活躍。秋場所(10日初日、東京・両国国技館)では東前頭筆頭まで番付を上げ、昨年夏場所以来の上位陣総当たりが予想される。「やっと元いたところへ戻れたので楽しみ。若手みたいにがむしゃらにできたら」と意気込んだ。

 また、大活躍だった名古屋場所中に右ふくらはぎ肉離れのケガを負っていたことを明かした。「6日目の朝稽古でぶつかりをしていたらブチッといった。それから毎日痛み止めと治療でなんとか乗り切った」。星数からは想像もつかないアクシデントが実は場所中に起きていた。

 この経験を踏まえ「どれだけ万全でも勝てない時は勝てないし、(体は)関係ないんだなと思った。気持ち一つですね」と新たな発見を得た。現在は既に回復している様子。そして「調子悪くても12番勝てたのは自信になった」とプラスに捉えた。

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