【世界陸上】女子100m障害は日本勢予選通過者ゼロ…青木益未は「やっている種目が違う」世界との差痛感

[ 2023年8月23日 03:30 ]

陸上・世界選手権第4日 ( 2023年8月22日    ハンガリー・ブダペスト )

寺田明日香
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 女子100メートル障害予選が行われ、日本勢は準決勝に進めなかった。青木益未(七十七銀行)は1組8位の13秒26、寺田明日香(ジャパンクリエイト)は2組6着の13秒15、田中佑美(富士通)は5組7着の13秒12だった。

 青木は左かかと付近を痛めた中でのレース。「出ると決めたので思い切り行こうと走った」と振り返る一方で「海外の選手とやっている種目が違うくらい。違いことをやっている感じが凄い」と海外勢の強さに危機感を募らせる。「日本で12秒9、8後半で来ても、やっていることが違いすぎて毎回、相変わらず来ただけと感じる」と悔しさをにじませた。

 状態が上がらない中で「(福部)真子ちゃんに出てもらった方がいいのかなと」と頭をよぎったというが「しっかり走りたいと思ってやってきた。練習を積んで来年、良い状態で臨みたい」と出直しを誓った。

 寺田は「調子が良かったのでなんで13秒もかかったのかという感じ。なんで動けなかったのかと思っている」とまだ頭の整理がついていない様子で、初出場の田中は「全く思った通りに走らせてもらえなかった。後半リズムアップして追いつきかけるタイミングで離された」と世界との差を語った。

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