東京SGが連敗ストップで9勝目、計10トライ64得点の猛攻　花園は開幕12連敗

ラグビーリーグワン第12節   東京SG64―12花園 （ 2023年3月17日    東京・秩父宮ラグビー場 ）

＜東京SG・花園＞前半、尾崎晟がトライを決める（撮影・篠原岳夫）
Photo By スポニチ

　東京SG（旧サントリー）が花園（旧近鉄）に64―12で快勝し、連敗を2でストップさせ9勝目（3敗）を挙げた。ランキング首位を独走するWTB尾崎晟也（27）が先制を含む2トライで今季18トライ目。フッカー堀越康介（27）は3トライを挙げる“ハットトリック”を達成するなどチーム計10トライで圧倒した。花園は泥沼の開幕12連敗となった。

　小雨が降る秩父宮ナイターで、東京SGがトライを量産した。前半7分、尾崎晟が敵陣深くでパスをもらい、インゴール中央へ飛び込んで先制。堀越は同37分にラインアウトモールからトライを奪うと、後半4、8分にも連続トライを奪った。SOアーロン・クルーデンは5ゴール10得点。前節で今季初の連敗を喫したが、計64得点の猛攻で上位争いが激しくなる終盤戦へ弾みをつけた。