日本ラグビー協会 日野RDけん責処分にネット「早く再スタートを」「少し軽い気が」「日野の判断が…」

[ 2023年3月17日 07:31 ]

日野レッドドルフィンズのユニホームに刻まれたチームロゴ
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 日本ラグビー協会による、昨年10月末に一部選手が飲酒トラブルを起こして無期限活動停止中のラグビーのリーグワン2部・日野レッドドルフィンズに対する処分に、SNS上ではさまざまな声が上がった。

 日本ラグビー協会は16日、日野について、倫理及び処分規程に基づき、けん責処分とすると発表した。決定日は理事会で承認された15日付け。同協会が定める処分規程では、8段階のうち2番目に軽い処分となった。日本協会は岩渕健輔専務理事のコメントも発表し「リーグ及び協会への報告の遅延を含め、チームが取った一連の対応は、当協会の『倫理及び処分規程』に準じ処分を受けるに値するものであり、本件がラグビー界・スポーツ界の信頼へ与えた影響と責任を重く受け止め、当該チームに対してはその指導管理体制に猛省を促すものといたします」とした。

 この処分公表から一夜明けた17日、ネット上には「社会的な制裁も受けていると思うので、人心一新して早く再スタートをしてほしい」「今いる選手達がラグビーが出来る環境を早い段階で作ってあげてほしい」「少し軽い気がします」「チームを持ってる日野の判断がどうなるのか注視」「暴れた上に違うチームの名前を騙ってたんじゃ無かったかな?」「ラガーマンが酒飲んで暴れるって相当危険」「隠蔽して逃げ切ろうとしたスタッフは断罪されるべき」「廃部が妥当」など、さまざまな声が上がっている。

 日野は昨年10月末の別府合宿中に、選手ら24人が同市内の飲食店に来店。うち7人が酒に酔った上でセクハラや物品破損などの不適切行為に及んだ上、2月初旬に一部週刊誌に報じられるまで、リーグや日本協会への報告を怠った。チームは2月3日から無期限の活動停止となり、公式戦出場も辞退。今月3日には入れ替え戦を含む今季全試合の出場辞退を発表し、来季は3部からの出直しが決まっている。チームは今後の活動方針について、志賀部長名で「関係各所と話し合いながら、検討を進めておりますので、方針が決定いたしましたら、あらためて皆様へご報告をさせていただく所存です」としている。

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2023年3月17日のニュース