新十両・落合が5勝目 この日から北青鵬の付け人も兼務「勉強だと思って経験したい」

[ 2023年3月17日 16:29 ]

大相撲春場所6日目 ( 2023年3月17日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所6日目>歓声の中、引き上げる落合(撮影・平嶋 理子)
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 史上最速の所要1場所で新十両昇進を果たした落合(19=宮城野部屋)が美ノ海(29=木瀬部屋)を破り、3日目から4連勝で5勝1敗とした。

 立ち合い張り差しで得意の右上手を引くと美ノ海に手首をつかまれて左差しを封じられたが、右上手出し投げで崩してからもろ差しになって休まず攻め続けて寄り切った。「前さばきがうまい相手だったので、自分はどっしりと大きい相撲を取ろうと思いました」。狙い通り四つ相撲の展開をつくって先に攻め、鳥取城北高の10年先輩にあたる美ノ海に持ち味を発揮させなかった。

 この日から、兄弟子で高校の2年先輩でもある幕内・北青鵬(21)の付け人を務めることに。「まだ付け人をやったことがないのでありがたいですし、自分自身の勉強だと思っています」。史上最速で新十両に昇進した19歳は付け人を経験することなく、逆に付け人がつく立場になった。それでも「付け人の方がどういう気持ちでされているのか、自分もやらないと分からないと思うので経験したい」と謙虚な姿勢を見せた。

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2023年3月17日のニュース