新十両・落合の“激レア”グッズが異例の新発売 本名&短髪は今だけ!?“令和の怪物”が看板商品に

[ 2023年3月13日 06:23 ]

エディオンアリーナ大阪の売店に並ぶ「力士ミニのぼり」(撮影・前川 晋作)
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 大相撲春場所初日を迎えた12日、会場のエディオンアリーナ大阪で新十両・落合(19=宮城野部屋)のグッズが販売された。

 今場所から新発売となったのは、しこ名と似顔絵が描かれた「力士ミニのぼり」。新入幕の金峰山、武将山、北青鵬の物も今場所から売られており、原則として幕内に昇進すると新たに作られる。

 その中で「落合グッズ」の登場は極めて異例。春場所の売店で相撲グッズを取り扱う「株式会社 初亀」の亀岡永泰営業開発部長によると「今回は特別に急ピッチで作った」という。本来は発注から完成、販売までに1~2場所を要していたというが、“令和の怪物”の勢いはグッズにも影響を与えた。

 初日から売れ行きは好調。店頭に見本として、大関・貴景勝や小結・大栄翔ら人気力士とともに並べられており、売店の“看板商品”になりつつある。史上最速の新十両という注目度、人気に加え“激レア”商品としての価値も後押し。近いうちに、師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)が考案する「○○鵬」のしこ名がつくことが予想されており、改名されれば「落合」のグッズは販売できなくなる。また、のぼりに描かれている似顔絵は出世の早さを象徴する短髪姿。相撲の歴史を塗り替えた史上最速記録の凄さを物語る商品となっている。

 “令和の怪物”の呼び名にふさわしく期待の大きな逸材。将来角界を担う大横綱になれば、若かりし本名&短髪時代のグッズは希少価値が高くなるかもしれない。

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2023年3月13日のニュース