ナゲッツのヨキッチが今季16回目のトリプルダブル バックスは5連勝 G・アデトクンボが34得点

[ 2023年2月1日 14:48 ]

ペリカンズ戦でトリプルダブルを達成したナゲッツのヨキッチ(AP)
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 NBAは1月31日に各地で5試合を行い、西地区全体首位のナゲッツは地元デンバー(コロラド州)でペリカンズを122―113(前半57―60)で下して35勝16敗。ホームでは今季23勝4敗で、2位グリズリーズ(32勝18敗)に2・5ゲーム差をつけた。

 過去2シーズン連続でMVPとなっているセンターのニコラ・ヨキッチ(27)は26得点、18リバウンド、15アシストをマーク。今季16回目(通算92回目)、ここ9戦では7回目のトリプルダブルを達成した。ジャマール・マーリー(25)が7本の3点シュートなどでチーム最多の32得点。ナゲッツは主力2人の活躍で3試合ぶりに白星を挙げた。

 球宴先発が決まっているザイオン・ウィリアムソン(22)を故障で1カ月近く欠いているペリカンズは26勝26敗。CJ・マカラム(31)とハーバート・ジョーンズ(24)の先発2人が21得点を稼いだものの、9連敗を喫して勝率は約3カ月ぶりに5割ちょうどとなった。

 東地区全体2位のバックスは地元ミルウォーキー(ウィスコンシン州)でホーネッツを124―115(前半64―64)で振り切って34勝17敗。球宴で主将を務めるヤニス・アデトクンボ(28)が34得点と18リバウンドをマークしてチームの5連勝に貢献した。

 バックスは試合のなかった首位セルティクス(36勝15敗)とは2ゲーム差。敗れたホーネッツは今季初の3連勝を逃して15勝37敗となった。

 前日まで3点シュートの成功率部門で1位にいたクリッパーズのルーク・ケナード(26)はブルズ戦で5本すべてを失敗。成功率は47・2%から45・3%にダウンし、ナゲッツのケンタビアス・コールドウェルポープ(29=46・3%)にも抜かれて3位に順位を落とした。

 試合のなかったサンズのデイミオン・リー(30)が47・2%で1位。この部門では規定本数(チームの試合数分)に「3」不足しているものの、ネッツの渡辺雄太(28)が49・0%で“陰の1位”につけている。

 <1月31日の結果>
ヒート(29勝23敗)100―97*キャバリアーズ(31勝22敗)
レイカーズ(24勝28敗)129―123(延長)*ニックス(27勝25敗)
クリッパーズ(29勝25敗)108―103*ブルズ(23勝27敗)
*バックス(34勝17敗)124―115ホーネッツ(15勝37敗)
*ナゲッツ(35勝16敗)122―113ペリカンズ(26勝26敗)
 *はホームチーム

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