雷親方の長男が埼玉栄高相撲部入部へ 父は元小結、母は女子相撲元全日本王者の“サラブレッド”

[ 2023年2月1日 18:03 ]

(左から)元小結・垣添の雷親方、おかみさんの栄美夫人、長男の玄空君(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の雷親方(元小結・垣添)が1日、入間川親方(元関脇・栃司)から部屋を継承して「雷部屋」を興し、さいたま市中央区の同部屋で報道陣の取材に応じた。

 雷親方はこの日、長男の玄空(はるく)君(15)が今春から本格的に相撲を始める予定であることを明かした。玄空君は現在中学3年生で相撲の経験はなく、1メートル78、75キロの体格。今春から名門・埼玉栄高相撲部に入部する予定という。同校相撲部は未経験者の入部もそこまで珍しくはなく、現幕下の西乃龍(22=境川部屋)も埼玉栄中2年から相撲を始めて実力をつけた。これまでに大関・貴景勝(26=常盤山部屋)ら26人もの関取を輩出してきた名将・山田道紀監督(57)の下で一から相撲を学んでいく。雷親方は「本人がやりたいと言い出した。これから頑張りたいと」と今後に期待を寄せた。

 雷親方の妻・栄美さん(旧姓・浅井)は、日大相撲部出身で、全日本女子相撲選手権(当時は新相撲)重量級優勝、世界選手権出場などの実績を持つ。父は元小結、母は元全日本王者という“サラブレッド”。最強の遺伝子を持つ垣添ジュニアが高校相撲に挑戦していく。

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