蝉川泰果、馬場咲希ら次代のエースが世界の鉄人・室伏広治スポーツ庁長官から「金言」授かる

[ 2022年12月16日 18:47 ]

JGAナショナルチーム慰労会に参加した上段左からジョーンズ・コーチ、中島啓太、蝉川泰果、下段右が馬場咲希
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 日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームと04年アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダリストでスポーツ庁長官の室伏広治氏(48)の座談会と慰労会が都内で開催され、男子ゴルフの中島啓太(22)、蝉川泰果(21)、女子ゴルフの馬場咲希(17)らが参加した。

 アマで2勝し、10月末にプロ転向するなど充実の1年を過ごした蝉川は早速、室伏長官に「調子が悪いときの対処法」を質問した。室伏長官からは「ゴルフは同じ動きをするスポーツでスランプ、イップスにもなりやすい。外的要因を加えて対応できる能力をつけて欲しい」とアドバイスを受けた。現役時代、幅広いトレーニング法でハンマー投げを極めた鉄人の言葉は心に刺さった。蝉川は「悩んだときの向き合い方を学べた」と満足そうにうなづいた。

 8月に全米女子アマを制した馬場も自身より一回りも二回りも大きな体の室伏長官に臆せず「五輪の雰囲気、空気感はは他の大会と違いますか?」と質問。長官からは「国を背負いますから重圧もある。ゴルフが五輪種目に復帰したのは16年のリオ五輪。選手村で他競技の選手と写真を撮ったり、みんな楽しんでもいました。ぜひ楽しんで欲しい」とエールを受けた。

 座談会を終えた馬場は「(24年の)パリはちょっと難しいけどその次、またその次でも競技人生が終わるまで五輪を目指したい」と目を輝かせていた。

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2022年12月16日のニュース