ウィザーズが12季ぶりの8連敗 ポルジンギスも腰痛でダウン 八村は13試合連続で欠場 

[ 2022年12月15日 13:34 ]

ナゲッツ・ヨキッチのシュートを阻止しようとするウィザーズのギブソン(AP)
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 ウィザーズは14日、ロード6連戦の初戦をデンバー(コロラド州)で行ったが、128―141(前半67―72)でナゲッツに敗れて11勝18敗。5試合連続の欠場となったブラドリー・ビール(29)に加え、今季22・6得点をマークしていたセンターのクリスタプス・ポルジンギス(27)も腰痛で戦列を離れ、チームは11月28日にティンバーウルブスに142―127で勝って以来、8連敗を喫した。

 カイル・クーズマ(27)がチーム最多の24得点を記録し、ベンチから出たウィル・バートン(31)は22得点、モンテ・モリス(27)は20得点。ポルジンギスに代わってセンター・ポジションに入ったタージ・ギブソン(37)は18分の出場で8得点、2リバウンドにとどまった。チームの3点シュート成功は39本中19本で、成功率48・7%(今季チーム2番目のアベレージ)と高かったが、フリースローは23本中10本を失敗。リバウンド総数でも24―45と大差をつけられた。

 ウィザーズの8連敗は同一シーズンとしては開幕12連敗を喫した2012年以来(さらに8連敗が1回)10シーズンぶり。右足首を痛めている八村(24)は13試合連続で欠場した。なおウィザーズはこのあとクリッパーズ→レイカーズ→サンズ→ジャズ→キングスと対戦することになっている。

 西地区全体3位のナゲッツは3連敗のあと3連勝を飾って17勝10敗。ニコラ・ヨキッチ(27)はフィールドゴール(FG)を20本中17本(3点シュートは2本とも失敗)成功させ、今季自己最多の43得点と14リバウンド、8アシスト、4スティールを稼いで勝利に貢献した。

 チームの3点シュート成功率は25・0%(16本中4本)とウィザーズを下回ったが、フィールドゴール全体の成功率ではウィザーズの52・7%に対して65・1%と上回った。

 昨季王者のウォリアーズは敵地インディアナポリス(インディアナ州)でペイサーズに119―125(前半54―74)で敗れて14勝15敗。ロードでは4連敗を喫して今季は2勝13敗となった。ステフィン・カリー(34)は38得点を挙げたものの左肩を負傷して第4Qはベンチ。チームは最大25点差のビハインドから残り2分に4点差まで迫ったがあと一歩およばなかった。

 ホーネッツでは足首を痛めていたラメロ・ボール(22)が12試合ぶりに復帰して34分で23得点、11アシストを挙げたものの、チームは延長の末に134―141(前半69―73、延長7―14)で敗れて6連敗となった。

 ホークスに勝ったマジックは9連敗のあと2シーズンぶりの4連勝。第1Qのスコアは50―22で、50点は全クオーターの中のチーム最多得点となった。

 ニックスは延長の末にブルズを振り切って5連勝。スパーズと対戦したトレイルブレイザーズのデイミアン・リラード(32)は3点シュートを7本決めて37得点を稼ぎ、チームの3連勝に貢献。ここ4試合では計151得点を稼いでおり、この間の3点シュートは59本中30本を成功させている。

 <14日の結果>
ピストンズ(8勝22敗)141―134(延長)*ホーネッツ(7勝21敗)
*ペイサーズ(15勝14敗)125―119ウォリアーズ(14勝15敗)
*マジック(9勝20敗)135―124ホークス(14勝15敗)
キングス(15勝12敗)124―123*ラプターズ(13勝15敗)
ニックス(15勝13敗)128―120(延長)*ブルズ(11勝16敗)
ヒート(14勝15敗)110―108*サンダー(11勝17敗)
トレイルブレイザーズ(16勝12敗)128―112*スパーズ(9勝19敗)
キャバリアーズ(18勝11敗)105―90*マーベリクス(14勝14敗)
*ナゲッツ(17勝10敗)141―128ウィザーズ(11勝18敗)
*クリッパーズ(17勝13敗)99―88ティンバーウルブス(13勝15敗)
 *はホームチーム

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