豪ノ山、熱海富士ら期待の若手が白熱の申し合い 北の若は貴景勝の胸を借りてぶつかりガッチリ

[ 2022年12月14日 19:01 ]

北の若(手前左)と申し合い稽古を行った熱海富士。後ろは(左から)千代栄、栃神山、栃清龍、栃幸大、栃武蔵(撮影・前川 晋作)
Photo By スポニチ

 大相撲冬巡業が14日、三重県四日市市の四日市市総合体育館で行われ、期待の若手力士たちが初場所(来年1月8日初日、東京・両国国技館)へ向けて熱のこもった申し合い稽古を繰り広げた。

 この冬巡業が初めての巡業参加となった幕内・熱海富士(20=伊勢ケ浜部屋)や、十両の栃武蔵(23=春日野部屋)、豪ノ山(24=武隈部屋)ら20代前半の若手が元気いっぱいの相撲で土俵を盛り上げた。待ったなしの勝ち残りで次々に激しい申し合い稽古を展開。幕下上位に定着して新十両を狙う栃神山(21=春日野部屋)や塚原(23=春日野部屋)、九州場所で幕下優勝を果たした玉正鳳(29=片男波部屋)らも関取衆に負けじと食らいついていた。

 この日、番数が一番多かったのは23番取った豪ノ山。馬力のある押し相撲で熱海富士を圧倒する場面も見られた。次いで多かったのは20番の千代栄(32=九重部屋)。新十両昇進から3場所、この1年で急速に力をつけてきた遅咲きの32歳が若々しい相撲を見せた。

 十両・北の若(22=八角部屋)は17番取った後、ぶつかり稽古で大関・貴景勝(26=常盤山部屋)の重い胸を借りた。埼玉栄高の4年先輩でもある大関にかわいがられ、最後はふらふらになりながら力を出し切った。元高校横綱の大器は新十両昇進から1年、新入幕を目指しながらも一進一退の日々。貴景勝は「良いポテンシャルを持っているので強くなってほしい」と後輩の成長を期待した。「自分も若い頃、先輩の幕内力士に胸を出していただいたのが良い経験になったので、その伝統をまた自分たちがやっていく」。先輩力士として、大関として、若手の育成にも力を入れて角界を引っ張っていく心構えを示した。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2022年12月14日のニュース