米ツアー出場権獲得の勝みなみが帰国「まずは1勝できるように」渋野日向子からも祝福メッセージ

米国から帰国した勝みなみは23年の漢字として「勝」と書き込んだ
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　最終予選会を5位突破して来季の米女子ツアー出場資格を獲得した勝みなみ（24＝明治安田生命）が14日、羽田空港着の航空機で帰国した。8日間、144ホールの長丁場を戦い抜き「まだ実感はないけど、準備していく中で湧いてくるのかな」と笑顔を浮かべた。

　1年早く主戦場を米国に移した同級生の渋野日向子からは、予選会中に好スコアを出した日に「ナイス！」とメッセージが届いていたという。「心配していたみたい（笑い）。終わった時には“一緒に戦えるのが楽しみ”って来ました」と、うれしそうに明かした。新天地では現地キャディーとタッグを組む予定。初めて戦う環境、コースで大きなサポートになる。さらに「それで英語も覚えていきたい」と声を弾ませた。

　このオフの主な課題には体力強化と飛距離アップを掲げ、今季日本ツアー4位の平均飛距離253・21ヤードから「10～15ヤード」伸ばす方針だ。「トレーニングをもう1回見直して。飛距離もそうですし、体の強さも欲しいと思ったので。オフにしっかり取り組んでいって、まずは1勝できるように頑張ります」。今年を表す漢字一文字に「戦」を選んだ24歳は、米ツアー本格参戦1年目となる23年の漢字として「勝」と力強く書き込んだ。