山本草太 4回転などジャンプ全て着氷「スケートを始めたきっかけ」の地でGPファイナル初出場

[ 2022年12月8日 03:12 ]

好調を維持する山本草太(撮影・長久保 豊
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 フィギュアスケートのGP(グランプリ)ファイナルとジュニアGPファイナルが、あす8日にイタリアのトリノで開幕する。7日には会場のパラベラ競技場で公式練習が行われ、日本勢が調整した。

 男子で初出場の山本草太(中京大)は曲かけでフリーを確認。冒頭から4回転サルコー、4回転―3回転の連続トーループ、4回転トーループを着氷した。その後の全てのジャンプも降りるなど、本番に向けて状態の良さをうかがわせた。

 06年トリノ五輪の会場となったパラベラ競技場。山本にとっては、思い入れのある舞台だった。

 「トリノ五輪が開催された場所で、僕がスケートを始めたきっかけとなった試合でもあったので。プルシェンコ選手が金メダルを獲った表彰式を見て、自分がメダルをほしいと思った」

 憧れの場所に身を置き、練習を終えて「楽しかった」と振り返った山本。男子SPは日本時間で9日の午前4時35分開始予定となっている。

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2022年12月8日のニュース