尾関彩美悠「優勝争いは厳しいかな…」と思いながらも底力を見せる70で4位 新人戦

[ 2022年12月8日 17:06 ]

リクエストに応じてポーズを作る尾関彩美悠
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 女子ゴルフの「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」が8日、千葉県のグレートアイランドC(6482ヤード、パー72)で開幕。9月の住友生命レディース東海クラシックでツアー初優勝を飾った尾関彩美悠(あみゆ、19=フリー)は3バーディー、1ボギーの70で回り、2アンダーの4位につけた。首位の川崎春花(19=村田製作所)とは3打差。大会は昨年11月のプロテスト合格者21人によって、2日間36ホールで争われる。

 尾関は決して本調子ではなかった。「全然バーディーチャンスにつけることができなくて、ついたチャンスもなかなか入らなくて…」。それでもやはり、1年目にツアー初優勝を手にした実力者。最終18番をバーディーで締めて70にまとめ、上位に食い込んで見せた。「自分的には優勝争いは厳しいかなと思いながら回っていたので。よかったです」とホッとした表情を浮かべた。

 首位を走るのは国内メジャーを含む今季2勝の川崎。ルーキーで優勝を手にしたのは尾関と川崎の2人だけだ。この日の課題に挙げたのは32パットと苦戦したグリーン上。「しっかりと修正をして。明日優勝争いができるように頑張りたいです」。ほんわかとした口調ながら、3打差を追う最終日に向けて決意を示した。

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2022年12月8日のニュース