実業団横綱・落合哲也が宮城野部屋入門 幕下15枚目格付け出し承認 初場所デビューへ

[ 2022年12月1日 16:18 ]

幕下15枚目格付け出しが承認された落合哲也
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 日本相撲協会は1日、理事会を開き、今年の実業団横綱・落合哲也(19)の幕下15枚目格付け出しを承認した。落合はこの日、鳥取市内で宮城野部屋入門会見を行った。

 落合は鳥取城北高2、3年時に高校横綱を獲得し、昨年の全日本選手権では8強入り。この時点で三段目90枚目格付け出し資格を得ていたが、今年9月の全日本実業団選手権で優勝したことで幕下15枚目格付け出し資格も獲得した。初場所で初土俵を踏む予定。
 高校時代「怪物」と呼ばれた逸材の進路が正式に決定。小学生時代から交流があり、憧れていた宮城野親方(元横綱・白鵬)の下で力士生活をスタートさせる。“最強横綱”の下でどのような力士に成長していくか、大きな期待と注目が集まる。


 ◇落合 哲也(おちあい・てつや) 2003年(平15)8月22日生まれ、鳥取県倉吉市出身の19歳。小4から相撲を始め、小5でわんぱく相撲全国大会準優勝、全日本小学生優勝大会3位。鳥取西中3年時に全中3位、白鵬杯優勝。鳥取城北高1年時に全国高校総体8強。2年時に全国高校選手権(元日相撲)優勝、全国高校選抜大会優勝。3年時に全国高校総体優勝、全日本選手権8強。卒業後は母校でコーチを務めながら稽古。今年9月、有限会社野田組所属で全日本実業団選手権に出場し優勝。幕下15枚目格付け出し資格を獲得。1メートル81、155キロ。

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