横領隠ぺいのバドミントン協会「大改革が必要」新会長に中村新一氏

[ 2022年11月30日 19:30 ]

臨時理事会を終えて抱負を語るバドミントン協会の中村新会長(右)、毛利新専務理事
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 元職員による公金横領の組織的隠蔽(いんぺい)からの再出発を目指す日本バドミントン協会は30日、都内で臨時理事会を開催した。隠蔽問題で辞任した関根義雄会長、銭谷欽治専務理事らの後任を理事の互選により選定し、新三役が決定。新会長に中村新一氏、副会長に朝倉康善氏、新専務理事に毛利達彦氏が12月1日付で就任することになった。

 来年6月までの暫定となるが、中村氏は「身を切る改革でガバナンスコードに適した理事構成にして、世の中の信頼回復を目指す。信頼をいただくために大改革が必要」と抱負を語った。
 今後は、先月末に辞任した関根会長、銭谷欽治専務理事、新たに辞任を表明した福田達夫副会長らを除く17人で外部有力者、女性、外部理事の登用や定款などの見直しを進めていく。

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2022年11月30日のニュース