幕下の小兵・一木ら6人が新たに引退を発表　地元・九州が最後の土俵に

一木
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　日本相撲協会は30日、九州場所限りで引退した力士を発表した。既に発表されていた幕内・千代大龍（34＝九重部屋）、十両・豊山（29＝時津風部屋）の他に、一木（29＝玉ノ井部屋）ら幕下以下6人が引退した。

　佐賀県出身の一木は、九州情報大学を卒業して16年初場所で初土俵。同期生には、幕下15枚目格付け出しの大奄美（29＝追手風部屋）や、同学年で近大出身の元十両・朝玉勢（29＝高砂部屋）らがいた。入門から1年で幕下上位へ番付を上げ、そのまま幕下に定着。体重100キロ台の小兵ながら多彩な技で活躍し「居反り」を決めたこともあった。自己最高位は20年11月場所の西幕下6枚目だった。

　引退を発表した力士は以下の6人。

　▽幕下
一木（29＝玉ノ井部屋）

　▽三段目
西園寺（28＝式秀部屋）、天王山（29＝阿武松部屋）、玄界鵬（34＝大嶽部屋）

　▽序二段
宮乃富司（25＝入間川部屋）、澤田（20＝陸奥部屋）