本当にできる?!国際陸連会長 25年世界陸上は「透明性の高い大会」に

[ 2022年11月17日 11:50 ]

ワールドアスレチック(WA)のセバスチャン・コー会長(前列左)の面会を受けた小池百合子東京都知事(同右)。後列は左からWAダルトン・オデンダールCOO、WAジョン・リジョンCEO、日本陸上連盟の尾県貢会長、同連盟の風間明専務理事
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 2025年に東京で34年ぶりに開催される陸上の世界選手権を主催する世界陸連のセバスチャン・コー会長が17日、開催地となる東京都の小池百合子知事と面会。昨夏の東京五輪が汚職事件で揺れたことを踏まえ、「透明性の高い大会」を目指すことを約束した。

 国際オリンピック委員会(IOC)委員も務めるコー会長は、面会の冒頭では「オリンピックムーブメントで最大のスポーツである陸上の会長として、また東京で開催できることをうれしく思う」などと和やかな表情であいさつ。しかし東京五輪・パラリンピックのスポンサー契約をめぐる汚職事件を踏まえ、「透明性の高い大会にしたいと思うし、全力を尽くしコミュニケーションを高めたい」と強調した。

 大規模スポーツイベントをめぐっては、スポーツ庁が15日に運営する組織委員会などの在り方を検討するプロジェクトチーム(PT)を設置し、あす18日に第1回の会合が開催される予定となっている。小池都知事も都と日本陸連が共同で運営組織の設立に向けた準備会を立ち上げたことを明らかにした上で、「公正で信頼される準備体制を整備していく」と語気を強めた。

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2022年11月17日のニュース