ラグビー日本代表　来秋W杯フランス大会の直前合宿はイタリア北部トレビゾ　イタリア代表と“最終リハ”も

日本代表フィフティーン
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　ラグビー日本代表が来秋のW杯フランス大会の直前合宿を、イタリア北部のトレビゾで行う見通しであることが、16日までに関係者への取材で分かった。期間中にはW杯前の最後のテストマッチとして、イタリア代表と対戦するプランもある。

　トレビゾは水の都ベネチアの北30キロに位置する小都市。8月の平均最高気温が28度程度と過ごしやすく、日本代表はジョン・カーワン・ヘッドコーチ時代の07、11年のW杯前に事前合宿を行った。アイルランドや南アフリカを含む5カ国による国際リーグ「ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップ」（旧プロ14）のベネトンの本拠地でもあり、サッカー色が強いイタリアでは屈指のラグビータウンで、申し分ない練習環境も整っている。

　最新の世界ランキングは11位と10位の日本より1つ下のイタリア代表だが、今月12日にはオーストラリアに史上初めて勝利するなど、来年のW杯に向けて強化が進んでいる。絶好の相手と腕試しをし、史上初の4強入りを目指しフランスに乗り込む。