大会3勝目狙う上田桃子 「スパイス」が効いて65で首位発進TOTOジャパンC

[ 2022年11月3日 15:48 ]

TOTOジャパンクラシック第1日 ( 2022年11月3日    滋賀県 瀬田GC北C(6616ヤード、パー72) )

<TOTO JAPANC初日>18番、ティーショットを放つ上田桃子(撮影・椎名 航)
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 07、11年大会覇者の上田桃子(36=ZOZO)が5連続を含む8バーディー、1ボギーの65をマークし、鈴木愛(28=セールスフォース)とともに7アンダーで首位発進した。

 前半で1つ伸ばして折り返すと、10番からは怒濤(どとう)の5連続バーディーを奪取。直近2試合は予選落ちを喫していたが、「調子は悪くない」という思いがあった。「なにかエッセンスというか、スパイスが欲しかった」。今週から1Wのシャフトをプロ人生で初めて違うメーカーのものに変更し、パターも同じピン型ながらソールの広いものに変更。これが奏功してショット、パットがかみ合い、好スコアにつながった。

 今大会で過去2勝を挙げている36歳。「この大会はホスピタリティーも凄くて、海外の選手と過ごせる時間がコース上以外にもある。とにかく刺激しかない。1年に1回の大会で、いろいろ吸収させてもらっている」と語る。大会3勝目となるツアー通算18勝目も狙える好発進にも、「出ている選手はみんな優勝したい気持ちはあると思うので、そことの向き合い方というかコントロールを1日ずつできれば。明日もベストを尽くしたい」と冷静に言った。

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