グリズリーズのブランドン・クラークが契約を延長 ゴンザガ大で八村と同期 4年で総額77・5億円 

[ 2022年10月17日 14:32 ]

4年5200万ドルで契約を延長したグリズリーズのクラーク(AP)
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 テネシー州メンフィスを本拠にしているNBAのグリズリーズは16日、ウィザーズの八村塁(24)とゴンザガ大時代に同期のチームメートだったフォワードのブランドン・クラーク(26)との契約を延長。AP通信は金額について明らかにしていないが、一部メディアには4年で総額5200万ドル(約77億5000万円)と報じられている。

 クラークは2019年のドラフトで全体21番目(八村は9番目)に指名されてグリズリーズ入り。3シーズン目だった昨季は64試合に出場して平均10・4得点、5・3リバウンドをマークし、フィールドゴール(FG)の成功率は64・4%だった。

 NBAでは東部時間の17日午後6時(日本時間18日午前7時)までに4シーズン目を迎えている選手に対して契約を延長するか放棄するかのどちらかを選択しなくてはならず、放棄した場合には今季終了後に制限付きのFA選手(獲得希望の他球団に対抗オファーが可能)となる。

 八村の契約延長をめぐって地元メディアは肯定論と否定論の両方を展開。昨季の出場が42試合にとどまっているところが否定論の材料となっているが、将来性を含めると肯定論も出ている。

 最近のルーキー契約終了後の延長契約では、昨年にサンズとの交渉に合意したランドリー・シャメット(25)の4年、4250万ドル(約63億3000万円)が最安値。八村が契約を延長すると年俸は今季の626万ドル(約9億3000万円)から平均で1300万ドル(約19億4000万円)前後にアップすると見られており、これをウィザーズ側が了承するのかどうかが注目されるところだ。

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2022年10月17日のニュース