サニブラウン「ここからが本当のスタート」ボルト超え世界記録も視野

[ 2022年10月17日 12:01 ]

プーマ本社で報告会を開き、社員と記念撮影するサニブラウン(前列右から4人目)
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 陸上男子100メートルの前日本記録保持者で今年7月の世界選手権で日本人初の決勝進出を果たしたサニブラウン・ハキーム(23=タンブルウィードTC)が17日、契約するプーマ社の都内本社で凱旋報告会に出席した。「世界陸上で良い結果を出すことができた。サポートありがとうございます」と語った。

 世界の頂上決戦は7位。「もの凄く緊張している自分と冷静に行く自分がいた。決勝の舞台は独特の緊張感で他では味わえない」と語り、今後については「競技人生まだまだこれから。ここからが本当のスタート。来年は世界陸上あり、24年にパリ五輪もある。さらなる結果を出すために練習して、1大会1大会でステップアップし、メダルラインや金メダル、世界記録へと向けて頑張りたい」と決意。同じプーマのスパイクを使用していたレジェンドのウサイン・ボルトが出した世界記録9秒58超えも視野に入れた。

 同世代でプーマファミリーのW杯カタール大会を控えるサッカー日本代表MF堂安律(フライブルク)からもサプライズメッセージが。「たくさんの刺激をもらった。僕たちの年代が活躍して盛り上げたい」という言葉を聞くと、サニブラウンは「ビックリです。プーマファミリーとして刺激を受けた。(W杯で)日本中を沸かせるプレーをしてほしい」と話した。

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2022年10月17日のニュース